よくわからん...(´・ω・`)

ドコモ携帯、基本ソフトの設計簡素化へ

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080322-OYT1T00820.htm

携帯電話最大手のNTTドコモは22日、2010年までに端末の基本設計を抜本的に変更する方針を明らかにした。

インターネット接続など高度な機能は基本ソフト(OS)から切り離し、同じOSで、通話などに機能を絞った「低機能・低価格」の海外向け端末と、「高機能・高価格」の国内向け端末の両方を開発・量産できるようにする。

国内の携帯電話市場が飽和状態に近づき、国内端末メーカーの事業撤退・売却が相次いでいるため、ドコモは端末の設計変更でメーカーの海外進出を支援し、自社の海外戦略にも役立てる。

ドコモは、設計変更で独自のネット接続サービス「iモード」や携帯に「お財布」の機能を持たせる非接触ICカード技術「フェリカ」などの機能をOSから分離し、OSを簡素化する。新しいOSは、ネット検索世界最大手のグーグルと共同開発した「アンドロイド」を採用する方向だ。

ドコモは、これまでiモードなど高機能を組み込んだOSの携帯電話で、日本に独自の市場を形成し、他社も追随してきた。

しかし、この方式は、機能が比較的単純で価格の安い端末が好まれる海外向けでは、OSを含め別途開発しなければならず、国内端末メーカーの海外進出の大きな障害になっている。国内の携帯電話市場の成長が見込めなくなると、事業撤退する端末メーカーが相次いだのはこのためだ。

新OSの採用で、ドコモ向け端末を開発・生産している国内メーカーは海外向け端末の開発・量産が容易になる。高機能端末の需要が多い国内向けは、OSとは別にiモードなどの機能を追加して対応するほか、低価格端末を国内に投入する可能性もある。

また、ドコモは、アジア地域の携帯電話会社への出資などを検討しており、低価格端末を地元市場に投入することも可能になる。

うーん,この記事を読んでもいまいちピンとこないのですけど...端末がどのOSを採用するかってのはメーカー(NECとか富士通とか)が決めることじゃないんですか? そもそも今でもメーカー単位でLinuxだったりSymbianだったり(今はもうないかもしれないけど)Tron系のOSだったりしたような気がするのですが。 このニュースってドコモに供給する端末ではAndroidベースにしてネ,iモードFelica制御用のアプリケーションはドコモで提供するからサとかそういう話ならなんとなくわからないでもないのですが。

それに国内のメーカーにしか記事のフォーカスが当たってませんが,現時点でドコモに端末を提供しているNokiaLG電子とかモトローラは日本向けにOSから変更して云々ってことをしてるとは思えないのですが...。 iモードの機能を追加するために費用がかかるってことが上の記事で言われてるんだとしたら,逆にLG電子Nokiaの端末は安く買いたいのでiモードは使えなくていいです,ただインターネット上のフツーのページは見たいのでフルブラウザはそのまま残してさえくれれば...あとiモード用のゲートウェイ経由でなくても定額で利用できるプランだけ都合してくれれば...って話があってもいいような気がするのですが。 iモードで提供されるコンテンツには魅力を感じない(おそらく少数派の)ワタシからすれば,わざわざお金をかけてiモードを見るために手を加え,理由はよくわからないけどベース機では標準で提供されているブラウザを使えなくしてるのは,海外端末にも屁理屈つけてコストかけないと日本のメーカーより端末の単価が圧倒的に安くなっちゃって日本のメーカーに作ってもらっている700シリーズ等の廉価機が売れなくなっちゃうからってことなんでしょうねぇ?

iモードメールのようなプッシュメールの機能はさすがに必要かもと思いますが,iモードっていうWAPベースのサービスはいらねーわ,課金の関係で云々言うのもIMEIとかUSIMカードの情報でなんとかなるんちゃうの?なんて考えるワタシはよくわかってないオジサンなのかも。 Felica関連のハンドリングもアンドロイド上でNFC扱う技術が成熟したらそれを取り込む形にしちゃえば,海外端末でもすぐにおさいふケータイとして利用できる可能性があるのでは?=世界でも利用してもらうことを想定していない類の日本独自の技術はイラネ...なんてのは遅れたグローバル志向なんでしょうかねぇ?

と,自分でもよくわからないことをつぶやいてみました。 ツブツブ。