(1)VirtualCloneDriveの入手
http://www.slysoft.com/ja/virtual-clonedrive.html
からVirtual CloneDriveをダウンロードしインストールします。
Virtual CloneDriveの使用方法はヘルプ等を参照してください。
(2)WindowsAIKの入手
Windows Vista SP1 および Windows Server 2008 用の自動インストール キット (AIK)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=94BB6E34-D890-4932-81A5-5B50C657DE08&displaylang=ja
をダウンロードします。
(3)ISOファイルのマウント
(2)で入手したisoファイルをVirtualCloneDriveでマウントします。
(4)WindowsAIKのインストール
マウントしたISOファイルに含まれる「waikx86.msi」を起動し,インストーラの指示に従いWindowsAIKのインストールを完了させる。
(6)VMware Playerの最新版(09.04.19時点で2.5.2)をダウンロードする。
http://www.vmware.com/jp/download/player/
からVMware Playerの最新版をダウンロードしインストールする。
※ダウンロードするときにユーザ登録が必要になりますが,何度でも登録・ダウンロード可能です。
(7)仮想マシン定義ファイル(.vmx)の作成
http://www.easyvmx.com/new-easyvmx.shtml
で以下のように設定する。
Virtual Hardware Virtual Machine Name: WindowsAIK Select GuestOS: Windows Vista Memory Size: 384MB # of CPUs: 1CPU Power ON/Power OFF デフォルトのまま Virtual Machine Description デフォルトのまま Network Interface Cards デフォルトのまま Floppy Disk Drive デフォルトのまま CDROM Drives File NameをVirtual CloneDriveで定義した仮想ドライブのドライブ文字に。 Exclusiveをチェック Hard Disk Drives デフォルトのまま Sound and I/O-Ports USBのOptionsをEnable USB Autoconnectに。 Serial Port 1とParallel PortのEnabledのチェックを外す
ここまで設定の上「Create Virtual Machine」を押下。
仮想マシンの定義ファイルをダウンロードできるページに遷移するので,そこでzipファイルをダウンロードする。
ダウンロードしたzipファイルを任意のフォルダに解凍する。
(8)WindowsPE Toolsコマンドプロンプトを起動
「スタート」メニュー−「ファイル名を指定して実行(R)...」を選択し,表示されるダイアログの「名前(O):」の欄に次の一行を貼り付けて[ENTER]キーを押下する。
C:\WINDOWS\system32\cmd.exe /k "C:\Program Files\Windows AIK\Tools\PETools\pesetenv.cmd"
黒いコマンドプロンプトの画面が開き
Updating path to include peimg, cdimage, imagex C:\Program Files\Windows AIK\Tools\PETools\ C:\Program Files\Windows AIK\Tools\PETools\..\x86\ C:\WINDOWS\System32>
と表示されていることを確認する。
(9)WindowsAIK作業用ファイルのコピー
コマンドプロンプトで次の命令を実行する。
copype.cmd x86 c:\winpe_x86
※既に「C:\winpex86」フォルダが存在する場合はエラーが発生します。
(10)WindowsPEイメージのカスタマイズ
イメージを編集可能な状態でマウント。
imagex /mountrw C:\winpe_x86\ISO\sources\boot.wim 1 C:\winpe_x86\mount
日本語パッケージの追加
peimg /install=*JA-JP* c:\winpe_x86\mount\Windows
ImageXの追加
copy "C:\Program Files\Windows AIK\Tools\x86\imagex.exe" "C:\winpe_x86\mount\Windows\System32\imagex.exe"
DriveImageXML V2.02 pluginの追加
http://www.runtime.org/peb.htm
から入手したdriveimage_xml.cabを解凍しコピー。
例 C:\winpe_x86\mount\Program Files\driveimage_xml\dixml.exe のように。
C:\Windows\System32にある以下の3つのファイルを
C:\winpe_x86\mount\Windows\System32にコピー。
copy "C:\Windows\System32\wow32.dll" "C:\winpe_x86\mount\Windows\System32\wow32.dll" copy "C:\Windows\System32\apphelp.dll" "C:\winpe_x86\mount\Windows\System32\apphelp.dll" copy "C:\Windows\System32\ntvdm.exe" "C:\winpe_x86\mount\Windows\System32\ntvdm.exe"
SelfImage pluginの追加
http://www.excelcia.org/modules.php?name=Downloads&d_op=viewdownload&cid=8
から入手したSelfImage-121-bartpe.zipを解凍しコピー。
例 C:\winpe_x86\mount\Program Files\SelfImage\SelfImage.exe のように。
(11)イメージの保存
imagex /unmount /commit C:\winpe_x86\mount
(9)ISOイメージの作成
oscdimg -n -bC:\winpe_x86\etfsboot.com C:\winpe_x86\ISO C:\winpe_x86\WindowsPE.iso
(10)仮想マシン上でISOイメージによる起動の確認
- (9)で作成したISOファイルをVirtual CloneDriveでマウントする。
- VMware Playerを起動し「コマンド」から開くを選ぶ。
- (7)で解凍した仮想マシン定義ファイルに含まれる「WindowsAIK.vmx」を指定する。
- WindowsPEが起動しコマンドプロンプトが表示されることを確認する。
"x:\Program Files\driveimage_xml\dixml.exe"
や
"x:\Program Files\selfimage\selfimage.exe"
が起動することを確認する。
※仮想マシン上では正常に動作しないので起動の確認のみで良い。
※上の例は仮想マシン上で仮想光学ディスクがXドライブとして認識されている場合の例。