『16ブロック』と『父親たちの星条旗』

indigomode2006-10-28


MOVIX仙台にて。 『16ブロック』については最後の1カットを撮りたくてこの映画を作ったのではという評が頷けました。 そこまではあまりひっかかるところのない映画でした。 なんかあれこういうのって○○で見たようなのがあったんだけど気のせいかなぁ(^^; 結局ブルース・ウィリス演じる刑事があの証人を守ろうと思ったのって何だったのかなぁという疑問が残っています。

父親たちの星条旗』は予想以上に作り手の思想的押し付けがない映画。 それが人によって良い映画と判断されたり、意図がわかりにくいという評価に分かれたりするのかなぁ。 
どの戦争にも英雄はいない...何かというとハンカチ王子とかすぐにキャッチコピーを付けて追いかけ回す人たちに見せたいものです。

できれば戦争について絶対の正義はないなんてあたりもこの監督に取り上げて語ってもらいたいところですが、『硫黄島からの手紙』を見れば納得いくようになってるといいなぁ。
あ、そうそう硫黄島の戦闘シーンはかなり力入ってますね。 『戦争は人が傷付くので悪いことです』なんてお題目唱えるくらいなら、まあこの映画見なさいよと。 劇場を出てくるおばさんで中学生にこんなもの見せられないてなこと言ってましたが、きょうび中学生が考えることの方が陰湿で残酷なんじゃないのと思いました、ハイ。