記号入力およびコピー・ペーストなどについて

p905i_nt_sipでは記号入力用のSIP画像やイベントテーブルを用意していません。
ではどうやって記号入力 ついでに編集を行うか?
ニコタッチでは通常文字が割り当てられていない組み合わせに「2」「6」,「3」「6」,「5」「6」,「6」「6」があります。
(「2」「6」にはP905iではスペースが割り当てられていますが,p905i_nt_sipでは「変換/スペース」キーを設けているため省略可能と判断しています。)
p905i_nt_sipのイベントテーブルで,四つのキーの組み合わせのときに通常のキー入力では送信されないキーコードを定義して,そのキーコードに対してPQzIIやSortInchKeyなどでアプリケーションを割り当てることで対応する...という方法をワタシは採っています。
p905i_nt_sip.txtのデフォルトでは,「2」「6」,「3」「6」,「5」「6」,「6」「6」の組み合わせについて下記のようにして

define CONST_KEY26_CODE 0xFE
define CONST_KEY36_CODE 0xFD
define CONST_KEY56_CODE VK_SPACE
define CONST_KEY66_CODE VK_SPACE

「2」「6」→キーコード 0xFE
「3」「6」→キーコード 0xFD
「5」「6」→スペース
「6」「6」→スペース
を割り当てています。 この部分を書き換えることでいろいろカスタマイズ可能です。

「3」「6」を押した場合にEasyClipを起動しコピー・ペーストや記号・定型文の入力を行う場合,

PQzIIで実現するには上記のようにPQzIIの「Program」タブで「Key/Code」の欄に「none」「0xFD」(直接入力する)を選択し,FileボタンでEasyClipを指定します。