タダほど高いものはない

総務省は21日、端末値引きのために携帯電話会社が販売店に支払う「販売奨励金」のコストを、割高な通信料金で回収する現在の携帯電話料金の体系を改めるよう、業界に求める方針を固めた。

頻繁に端末を買い替える人が値引きの恩恵を受ける一方で、長く使い続ける人が損をする不公平を是正するのが狙いだ。全面実施されれば、通信料金が下がる一方で、「1円携帯」など格安な携帯電話端末が姿を消すことになる。

ただ、端末の店頭価格が上昇し、売れ行きが悪くなるとして、販売店や携帯会社などが反発することが予想され、現行の料金体系との選択制なども検討されそうだ。

見直しの方針は、総務省の「モバイルビジネス研究会」が26日にまとめる報告書案に盛り込まれる。同省は、2008年度からの導入を目指す方針だ。

職場で昼食を食べてるときにこのニュースを他の人と見たのですが,以外に反応がないのにちと拍子抜けしました。 ほとんどの人にとっては携帯電話の端末価格はそう深刻な状態な問題ではないのかなぁと。 安いに越したことはないけどイクライクラと言われたらだすよ,的な受け取り方かなと。

販売奨励金がなくなれば,携帯の途中解約時に発生する違約金の根拠も減るわけで,機種変に対する精神的な障壁は低くなるんじゃないかなぁと思いますけどね。 金額は上がりますが(^-^;
契約時の内容に2年間使用してもらうことを前提に基本料金や月々の通信料を低くするような内容であれば,その割引にあたる分の違約金は発生するでしょうけど。

個人的には歓迎したいなと。