p905i_nt_sipの簡単な動作説明(機能キー編)

以下の説明は,次の環境での動作について説明しています。

p905i_nt_sipの機能キー


(1)「←」キー

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(2)「→」キー

次文節へ移動します。

(3)「↓」キー

未定義です。
ATOK導入時には推測候補の確定に利用予定

(4)「カナ」キー

ATOKの「Ctrl + I」に該当

例:「4」,「5」,「あ/ぁ」(ど),「2」,「5」(こ),「7」,「5」(も)・・・で「どこも」と表示されている状態で「カナ」キーを押下するたびに以下のように表示が変わります。

「どこも」→「ドコモ」→「ドコも」→「ドこも」→「ドコモ」→「ドコも」→・・・


(5)「クリア」キー

状態により挙動が異なります。

I.1ストローク目を入力しキーガイダンスに何か表示されている場合
  → キーガイダンスがクリアされ,1ストローク目の入力待ち状態になります。

II.1ストローク目の入力待ち状態でかな表示以外の未確定文字がある場合
  →かな表記の未確定状態になる

   例:「ドコモ」や「ドコモ」,「docomo」,「何処も」などで未確定となっている場合
     →「どこも」という表記で未確定の状態になる。

III.1ストローク目の入力待ち状態でかな文字のみの未確定文字がある場合
  →カーソルの前の文字が削除される

   例:「どこも」→「どこ」

VI.1ストローク目の入力待ち状態で未確定文字がない場合
  →カーソルの前の文字が削除される


(6)「全/半」キー

ATOKの「Ctrl + O」に該当

I.全角英数表記の場合

  全角表記から大文字小文字はそのまま半角になり,それ以降は以下のような遷移になります。
  「dokomo」(半角)→「DOKOMO」(半角)→「Dokomo」(半角)→「dokomo」(半角)→「DOKOMO」(半角)→「dokomo」(半角)→・・・

II.半角英数表記の場合

  半角表記→全角表記→半角表記になり,それ以降は上記の遷移になります。

III.全角ひらがなまたは全角カタカナの場合

  以下のように遷移します。
  「どこも」(全角) or 「ドコモ」(全角)→「ドコモ」(半角)→「ドコも」(半角)→「ドこも」(半角)→「ドコモ」(半角)→・・・

VI.半角カタカナの場合

  以下のように遷移します。
  「ドコモ」(半角)→「ドコも」(半角)→「ドこも」(半角)→「ドコモ」(半角)→・・・


(7)「英数」キー

ATOKの「Ctrl + P」に該当
例:「4」,「5」,「あ/ぁ」(ど),「2」,「5」(こ),「7」,「5」(も)・・・で「どこも」と表示されている状態で「英数」キーを押下するたびに以下のように表示が変わります。

「どこも」→「dokomo」(全角)→「DOKOMO」(全角)→「Dokomo」(全角)→「dokomo」(全角)→「DOKOMO」(全角)→・・・


(8)「ENTER」キー

未確定状態の文字がある場合は確定処理が,未確定状態の文字がない場合は改行処理が行われます。

(9)「あ/ぁ は→ば→ぱ」キー

最後に入力した未確定文字1文字に対して以下のように遷移します。
※未確定文字が2文字以上あっても対象となるのは最後に入力した未確定文字となります。
 ただし最後の未確定文字入力後に,本キー以外の何らかの機能キーが押されている場合,何も処理を行いません。

I.英数の場合
  大文字←→小文字のトグル表示
II.かなの場合
  濁音があるかなの場合
        清音←→濁音のトグル表示
  半濁音があるかなの場合
        清音→濁音→半濁音→清音のロータリー表示
  促音などのが小文字があるかなの場合
        清音←→小文字のロータリー表示

  ※かなの場合、上記の特定のパターンはだけでは網羅できないものもあり、その場合パターンの組み合わせなどを行っています。
   例:「う」「つ」「わ」


(10)「IME ON/OFF」キー

IMEのONとOFFをトグル方式で切り替えます。
touchkeysip側ではIMEの切り替えを完全に把握することができないため、IMEのON/OFFを行っても意図した状態と異なる場合がありますが、その際は何度かON/OFFを繰り返して下さい。