「暗いところで待ち合わせ」

仙台フォーラムにて。
乙一原作の映画化。 主演は田中麗奈・チェン=ボーリン。
最後のミステリーっぽい謎解きのところはなんかチャチというか,そんなのわかってましたけど...な感じがしましたが,全体的な雰囲気は良かったなぁと。 ふたりのバックグラウンドが原作に比べると省略されすぎている,という話があるようですが,結構雰囲気は出ていたのじゃないかと思います。
結局主役の二人の間は親密な関係になるまでは深まらないのですが,なんか独特の信頼関係が生まれるわけで。 この程度の関係が一番見てる側としても居心地がいいのかもしれません。
ちょっとホロッとするなかなか良い映画...とふと帰り道に時計を見ると結構上映時間が長かったなぁと。
あれだけ長いんだったらもうちょっと(田中麗奈のもともとの性格とか,チェン=ボーリンが中国でも居場所がないと思っていたあたりとか)書き込みできてても良かったかも。

※少なくとも原作を読まずに見ても「なんか置いてけぼりにされてるような...」とか「背景がまったくわからないんですけど」とか感じなかったのですけどね。

しかし,なんか女優さんが綺麗に撮れてないというか実物もあんなモンですよ,という話なのかわかりませんが(^-^;,なんか女優さんが綺麗に撮れてなかったような気が。
井川遥宮地真緒も「え〜っ,こんな顔だったっけ」とちと思いました(^-^;