広さか密度か

UQ、下限380円の新料金プラン導入──「基地局数、来年早々にイー・モバイルを抜く」 (1/2)

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0912/17/news084.html
2009年7月の商用サービス開始直後は、利用可能エリアがかなり限られる状況だったが、2009年12月15日現在の展開エリアは45都道府県/330市区町村と拡大し、可動済み屋外基地局数も4160局(総務省電波申請済み局数は6278)と、毎月1000局ほど増やせる体勢を整えた。

 「7月〜9月の屋外基地局設置状況は設置機器の障害のトラブルなどで伸び悩んだが、効率のよい設置プロセスの確立とともに10月に大きく改善した。なぜ基地局の建設を急ぐのか──速度、対応機器、そして価格。3Gデータ通信他社と比べ、エリア以外の弱点がないからだ。通信事業者やデバイス、その他に“縛られない”ことを含め、特に今回のUQ Stepは“業界最安”と自信をもって言いたい」(田中社長)

 UQコミュニケーションズのエリア整備は、市街地や住宅地を中心にした屋外基地局設置を第一段階に、サービスエリア内における不感地の対策や駅・高速道路施設の整備を行い、レピータ(WiMAX電波の中継器)の設置による屋内対策や道路・鉄道沿線の整備を行っていく計画だ。首都圏などの大都市圏はすでに超小型基地局やレピータによる屋内対策をより推進する段階に入っており、家庭・小規模オフィス向け「一体型レピータ」や公共施設向け「分離型レピータ」、新型成田エクスプレスなどに搭載する「鉄道車両用レピータ」といった屋内エリアをカバーするための各種中継装置も近く、投入予定としている。

(中略)

──つながれば快適。当初はそう揶揄されることもあったモバイルWiMAXサービスだが、外部基地局は2009年度末目標の6000局から上方修正し「このペースなら、おそらく7000局を超えると思う」(田中社長)とし、2013年度目標の1万9000局もかなり前倒しで達成させる考えだ。

 「現在、月に1000局弱ほど建てられる体力が付いてきた。仮にそのスピードを維持すれば、1年で1万2000局建てられることになる。総務省の電波申請許可局数を見比べると某社さんの局数に追いつくのも間近のようだ。来年早々には追い抜きたい」(田中社長)。

UQコミュニケーションズが提供するモバイルWiMaxサービスって東名阪中心でそれ以外の地域ではまだまだ利用できないと思っていたのですが、すでに全国主要都市とその近辺ではサービスが開始されていたのですね。
3GとWiMaxでは1つの基地局がカバー可能な半径や1つの基地局設置にかかるコストが違うから単純に数で比較するのもあまり意味がないのかもしれませんが、まもなくイーモバイル基地局数を超える...ってのにはちょっとびっくりしました。

自分が利用しそうな仙台近郊と山形近郊のエリアを確認してみると仙台の方は駅を中心としたエリアでイーモバイルよりちょっと狭目。 山形に関してはサービスが開始されていないようです。
イーモバイルもかなり大都市中心の高いコスト効率を目指した展開をしていたと思うのですが、UQ WiMaxはよりその傾向が強いようです。

となると別にイーモバイルでもいいやと思ったりして(^^;
ただ実家に帰省するときのことを考えると、契約2年を迎える来年の3月を目処にイーモバイル→ドコモ網(ドコモもしくはWillcom 3G)に乗り換えるのがいーんだろうなぁと再確認。