操作方法の説明

SIP上各キーの説明を
●1〜0の数字キー
 入力する文字を選択します。
 1ストローク目で子音またはアルファベットの範囲を決定し,
 2ストローク目で母音またはアルファベットを決定します。


1ストローク目入力待ちの状態。 パネルの文字色が白で,SIP上部のガイドウィンドウが何も表示されていない状態になっています。


2ストローク目入力待ちの状態。 パネルの文字色が青になり,SIP上部のガイドウィンドウに1ストローク目で選択した内容に応じた候補が表示されています。


機能キーを押して有効にした状態。 オレンジ色の表示が行われている機能のみが利用できます。
?−推測変換候補の選択(←→),決定(↓)
?−左からATOKのCTRL+I(カナ),CTRL+O(全角/半角),CTRL+P(英数表示の切替)に該当(下でも説明)
?−キーコード送信(0xFE)・・・PQzIIなどで0xFEにEasyClip起動などを登録し呼び出すために使用
?−漢字キー・・・IMEのON/OFF
機能キーはトグル式となっているため通常の文字入力に戻るためには再度機能キーを押してください。

●以下の入力形態は現在用意していません。
 (1)半角入力状態に固定しておき半角カナを続けて入力する。
   →その都度IMEで半角カナに変換してください。
    「カナ」キーと「全/半」キーを利用すると便利かも。

 (2)英字を大文字固定状態にして続けて英大文字を入力する。
   →その都度IMEで英大文字に変換してください。
    「英数」キーと「全/半」キーを利用すると便利かも。

 (3)各種キーリピート動作
   →現在未実装ですが,クリアキー長押しについてはいずれ実現したいなぁと。

●「あ/ぁ A/a は→ば→ぱ」キー
 濁音・半濁音や「ぁ」「ゃ」などの小さい文字を入力する場合,数字キーでの2ストローク入力後,さらに「あ/ぁ A/a」キーを利用する...ということになります。

●「変換/スペース」キー
 未確定文字がある場合その変換を,未確定文字がない場合は空白を入力します。 IMEが有効になっている場合は全角空白,無効になっている場合は半角空白となります。


●「←」キー
 未確定文字がある場合,文節の区切り位置を変更します。
 「←」キーで文節区切りを短くできます。

●「→」キー
 未確定文字がある場合,文節の区切り位置を変更します。
 「→」キーで文節区切りを長くできます。

●「←」キー,「→」キー
 推測変換候補が表示されている場合,その候補の選択を行います。
 文節区切り位置は本体のアクションカーソルキーで変更してください。 

●「クリア」キー
 1ストローク目入力待ちの状態の場合,カーソルの1つ前の文字を削除します。(確定・未確定状態を問わず)
 2ストローク目入力待ちの状態の場合,1ストローク目の選択を取り消し1ストローク目入力待ち状態にします。
 また「英数」キーや「カナ」キーで入力文字を英数やカタカナに変更した場合,入力当初の「かな」入力状態に戻ります。

●「漢」キー
 IMEの有効・無効を切り替えます。
 PQzIIはアイコンでIMEの有効・無効が確認できますので導入をおすすめします。
  
●「ENT」キー(=右下済の矢印キー)
 変換の確定,改行を行います。
  
●「英」キー
 ATOKのCtrl+Pの機能を提供します。

動作例:
 「2」「7」(=A),「8」「7」(=T),「6」「9」(=O),「5」「8」(=K)と入力し,
それに対して「英数」キーを押した場合の挙動を示すと
  
 入力直後「あとk」→「英数」キー→「atok」→「英数」キー→「ATOK」→「英数」キー→「Atok」→「英数」キー→「atok」
  
●「全」キー
 ATOKのCtrl+Oの機能を提供します。

動作例:
 「2」「7」(=A),「8」「7」(=T),「6」「9」(=O),「5」「8」(=K)と入力し,
それに対して「英数」キーを押すと
  
 入力直後「あとk」→「英数」キー→「atok」→「全/半」キー→「atok」→「全/半」キー→「atok」

●「カ」キー
 ATOKのCtrl+Iの機能を提供します。

動作例:
 「2」「5」(=こ),「7」「4」(=め)と入力し,
それに対して「カナ」キーを押すと

 入力直後「こめ」→「カナ」キー→「コメ」→「クリア」キー→「こめ」

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