テラ苦労さ

こちらのページを参考にして,オンライン地図サービスの地図データを取得するツール「TerraCrosser」をインストールしてみました。
最近まではgoogleマップのデータのみが対象でしたが,Ver1.5からYahooマップのデータも取り扱いできるようになっているようです。(試してないけど^^;)
手順を参考までに。

  • TerraCrosserのページからファイルをダウンロード
    http://terracrosser.com/
    ダウンロードしたファイルを解凍すると
    • Mapper.exe
    • Terms of Use.txt
    • Terracrosser.CAB

の3つのファイルが出来ます。
「Mapper.exe」はWindowsXP/Vistaなマシンでオンライン地図サービスの地図データを切り出すためのアプリケーション
「Terracrosser.CAB」はWindowsMobile機にTerraCrosserをインストールするためのCABファイルです。


Mapper.exeを起動すると上のようなウィンドウが開きますので以下の設定を手順で切り出しを行いました。

    1. 「Images」で一枚あたりの画像サイズを設定
    2. 「Center」で切り出し範囲の中心座標を設定
    3. 「E Zoom」で現在表示中の縮尺コードを設定 (1〜19)で数字が小さいほど広範囲,数字が大きいほど詳細
    4. 「Map Type」で切り出しデータを「Map」または「Photo」に設定
    5. 「Min Zoom」と「Max Zoom」切り出し範囲で利用する縮尺コードを設定
    6. 「Quality」で切り出し画像のJPEGの品質を設定
    7. 「Options」−「Waiting Time」を「1 miniute」に設定(うちのネット環境があまり良くないため)
    8. 「Options」−「Number of Retries」を「2」に設定
    9. 「Map Service」を「Google Maps」に設定
    10. 「Project」−「Save」で設定に名前を付けて保存
    11. 「Save Map」をクリックして切り出し開始
      切り出し範囲にもよりますがかなり時間がかかります。 同じ切り出し範囲で地図と衛星写真を用意して切り替えて利用する場合,「Map Type」を切り替えて出力を行えばよいです。
  • TerraCrosserをインストールするマシンに.NET Compact Framework 3.5の最新版をインストール

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=e3821449-3c6b-42f1-9fd9-0041345b3385&DisplayLang=ja

マイクロソフトから.NET Compact Framework 3.5の最新版をダウンロードしてインストール。 ダウンロードされるファイルはPCで実行するMSIファイルなので,ActiveSyncで接続してインストール。 MSIファイル内のCABファイルが取り出せる場合は,「NETCFv35.wm.armv4i.cab」がS11HTなどのWindowsMoblieマシン用のファイルなので,これをS11HT上で直接実行してもOK。

  • TerraCrosserをWindowsMobileマシンにインストール

TerraCrosser.CABをS11HT上で直接実行してインストール。

  • 切り出した地図データをWindowsMobileマシンにコピー

TerraCrosserのインストールフォルダ下のMapsフォルダに,Mapper.exeで切り出した地図データフォルダをコピーする。

S11HTmicroSDカードにTerraCrosserをインストールした場合,

\メモリ カード\Program Files\Terracrosser\Maps

に『[la=38.243641,lo=140.872536,w=800,h=800]』などの名前で切り出された地図データフォルダをコピーする。

思い出した...(- -;

昨日久しぶりにPocketMappleDigital Ver.7をインストールしてみましたが...変なフォルダ構成にする必要があったことを思い出しました。 昨日四苦八苦して結局地図が見られるようになったのは以下のような構成。

\メモリ カード\Program Files\Shobunsha
\メモリ カード\My Documents\Shobunsha\Database\RAIL.***
\メモリ カード\Shobunsha\Map\LevelL
\メモリ カード\Shobunsha\Map\LevelM
\メモリ カード\Shobunsha\Map\LevelS
\メモリ カード\Shobunsha\日本全国.rcl
\メモリ カード\Shobunsha\日本全国.ml

ま,いったん動かせるようにしてはみたもののやっぱり使わないだろうと思ったり。 microSDカードの空き容量があるんだったらTerraCrosserの方がいいかもと思っている私だったり。 TerraCrosserには検索機能はないけど,データは新しいし衛星写真もありますしね。

安藤さんの第一印象

昨日の夜ちょっとだけストリーミングで発表の様子を見てましたが,眠くてすぐに挫折。
結局今朝モバイル系サイトなどの記事で仕様を確認しましたが,なんつーかまったくワクワクしないっすね。 ワクワクしない一番の理由としては日本でのリリースがまだまだ具体的な予定として出てきていないからかもしれませんが,メニューがiPhoneを逆に意識したのかパフォーマンスが出なかったからなのかシンプルなものだったこととか,想像を超える or ユニークなアプリケーションが見当たらなかったことでしょうかねぇ...。 せめて内容がアレでも見た目だけでもカッコ良かったりしてくれたらまだ良かったのに(ゲフンゲフン

しばらくするとxda-developersあたりでなんちゃってAndroidなシェル or メニューを発表する人が出てくるヨカン...。

テラ苦労さ...使用編

TerraCrosser起動時は前回終了時の座標を表示しますが,初回起動時はロンドンあたり(^^;を表示しますので,カーソルキーで表示の中心座標と縮尺コードを切り出しデータにあわせてください。
中心座標や縮尺コードが合っていないと赤文字で「No Map」と表示されます。

現在位置表示モードでなおかつGPSが衛星を補足した状態であれば,現在位置が×印で,移動方向が>印で表示されます。

 
地図モード   衛星写真モード

ちなみに衛星を補足していない状態では以下のような表示になります。

 
地図モード   衛星写真モード

TerraCrosserにはGPSに関する設定がありません。 おそらくOSの管理に任せているのだろうと思います。 まあそれはいいのですが,ちょっと困るのが測位可能な状態になってからTerraCrosserを起動した状態でもそのまま放置しておくとサスペンドしてしまうこと。 どうやらGPX LoggerやGPS Viewerなどを合わせて起動しておくか,システムの電源設定を変更しておかないと普通にサスペンドしてしまうようです。 ここは要注意です。